少し前から気にはなっていたが、まとまった時間も取れないし放置していた。
新型コロナの影響でなかなか外に出ることも難しくなったこと、家の中でやっている同じことの繰り返しに飽きる前に違う刺激を入れておきたかったこと。
それでアニメかよって気がしないわけでもなかったが、チラッと見始めたが最後…どはまりした。w
この2週間で25話をリピートして2回。時間計算するのが怖いくらいにがっつり観た。
失敗を糧に成功へ導く方程式で難問を乗り越える主人公。
そしてたどり着いてしまった何をどうやってもうまくいかない状況。死ぬほどがんばっても(まぁ、死んでるんだけど…)解決できない問題。
何度も繰り返し、限界を悟り諦める。。。
そこで青鬼のとった行動。
否定でも、同調でもない、共感。
わかった風な同調をする輩は本当に多い。一方で本当の共感ってやつは簡単にはできない。
相手を良く観て、一緒に考え、敬意をもって寄り添う。それが日常でできていないと共感なんてできはしない。
寄り添っているふりをして、困っている相手の言っている通りに一緒に流される同調がいったい何のためになるというのか。
もっともそこにはお互いの信頼関係が築かれていなければ、逆効果。
一方通行の信頼関係ならば(それは本来信頼関係と呼べるものではないけれど)、同調どまりにしておいた方が無難なんだろう。
その妥協の成れの果ての同調の先に待っているものは一体何なのか考えるまでもないけれど。
そういう自分も真剣に寄り添える人なんてそう多くはないので、意外な人から相談を求められると同調になってしまうことも多い…
バナージが砂漠を歩きながらジンネマンに吐き出した本音。
あれともよく似た主人公の心境だったと思うが、青鬼はジンネマンを超えてきたように感じた。
良いな。青鬼♪
自分には青鬼がいてくれるのだろうか。自分は誰かの青鬼になれるのだろうか。