5月
4
若者と話しをした。
どうやら迷っているらしい。
人に相談を持ちかける時は本人の意思は固まっている。
そっと背中を押して欲しいだけ。
自分も彼の人生を一緒に背負うことなどできないので、話しをして本人の気持ちを聞いてあげるだけ。
彼は今日とても大きな失敗をした。
その失敗から多くを学ぶよう伝えた。
成功から学ぶことよりも失敗から学ぶことの方がはるかに多い。
せっかくの失敗を無駄にするなと。
途中から、彼の想いを拾って話しをしているのか、自分の想いを拾って話しをしているのかわからなくなってきた。
自分自身に言っているような気がしてきた。
自分ひとりで生きているわけじゃない。
すべての行為には相手がいる。
自分の想いだけぶつけても、相手には伝わらないし分かり合えはしない。
分かり合いたいのであれば自分の想いだけ伝えるのではなく、相手の気持ちも考える事が必要。
もしかしたら自分も、こいつと同じようなことでグルグルやっているのかと…